大阪 Journal

日々を徒然に記述

金融機関と高額報酬

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欧州金融セクター、依然数千人が年収100万ユーロ以上

また金融機関の高額報酬の実態についての記事が。衰えたように見える欧州の金融もロンドンはまだ高額給与を得ている人が多数。プロフェッショナルな商売にはそれなりにニーズはあるであろうし、規制を強めすぎると競争力も落ちていくので、悩ましいところ。破綻すれば税金が投入されることを考えるとモラルハザードがすかさず発動?と業界としての旨味は変わらず?ただ、未来を作るかのようなIT業の隆盛をみるにつけ、金融機関に仕事としての面白さ、大義名分があるのかというと疑問。報酬以外に魅力を見いだせる業界ではなくなっていくのかも。

経営幹部の高額報酬に腹を立て、銀行にそれら幹部の報酬引き下げを迫ってきた各国政治家を、一段といらだたせることになりそうだ。

 

 格差社会を象徴するだけに政治家がいらつくのはわかるが、叩いているだけでもあまり建設的な方向には進みそうにない。高額所得者には税金逃れを防ぎ、お金を使ってもらうように(社会に還元するような)インセンティブでも設けることに頭を使うべきでは?