大阪 Journal

日々を徒然に記述

19.9.4(水)

・英国名門校の流儀(新潮新書

 

英国名門校の流儀 一流の人材をどう育てるか (新潮新書)

英国名門校の流儀 一流の人材をどう育てるか (新潮新書)

 

 英国のパブリックスクールを扱った本は結構多い。こちらを読んでみても、高い学費に見合ったクオリティの高さを感じる。寮生活も含めて全人格的な陶冶を行うスクール、それと比べると受験に特化した日本の私立学校などはしょうもないように思われても無理もない。多種多様なスポーツに取り組み、文化活動も蔑ろにしない。知的な活動もレベルが高い。英語圏以外からも人がやってくるだけのことはあるし、優秀な教員を雇うための高い学費と考えればある程度の納得もいく。ブレクジィットのまずい対応で落ち目な英国であるが、英語と立派な学校だけは今後も生き残るのではないか。

(学費1年600万円、5年制で3000万円)