大阪 Journal

日々を徒然に記述

ジャックルマロワ賞

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週末のあったジャックルマロワ賞に挑戦したパスラットレオンは残念ながら7着どまり。タイキシャトルのようにはいかず。しかし、海外レースは観戦しても、馬券の購入にしても妙なわくわく感がある。未知の世界の強豪に会えるというのもあるだろう。正直、JRAは日本馬が参戦しなくとも、海外の有名レースの馬券は買えるようにしてもらうとより競馬ファンの裾野も広がるように思うが・・。

 

なお、今年は凱旋門賞も期待大?

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九州交響楽団 第9

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九州交響楽団 第9 21.12.26

26日(日)に福岡のサンパレスホールに年末恒例の第九を聞きに行く。先日、ブラームスの2番、3番も聞きに行ったので、今月は2回目。チケットは4,000円。

生で第9を聞きに行くのも人生で2.3回目?当日は、駐車場に北九州や佐賀のナンバーの車も見え、わりと広い範囲から聞きに来ている人がいるんだなあと関心。

演奏のほうも弦楽器の重厚な響き、歌い手の大音声?を堪能でき大変満足。

福岡に来てから、美術館の企画展の類はあまりいけなくなってしまったが、クラシックを時折聞きに行くのはなかなか良いなーと思う。

 

コロナ狂騒録

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コロナ狂騒録

久しぶりに読んだ海堂尊の小説。コロナの影響で右往左往する日本の情勢を描く。小説であるが、ほぼ現実をなぞらえているので、ここ1年のコロナに振り回された現実の回顧録を読んでいるような感覚にもなる。

正直、エンターテインメントというより作家の政治批判の本のようにも思う。医療関係者としてはそれだけこの1年苦しんでいるということかもしれない。(作中のコロナ専門病棟の看護師のコメントが苦しい現実を投影していてここが一番印象的だった。)

ただ、長らくこのシリーズが読んできたものの、今回の本が面白さとしては今一つ。いつもの白鳥審議官?も米国大統領に直々に進言の下りなどはやや白けた思いに。

教場X

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教場X

新年のフジのドラマがキムタク主演で放送されたからか、表紙の風間もキムタクを彷彿とさせるものがある。

今回は教場とあるものの、実地で後進を鍛えるというOJTについての物語。ただ、実際に風間への言及はあまりなく、訓練される立場の人と、犯罪を起こす加害者の群像劇のような印象。それはそれで面白い。一方で、前作にあったようなエキセントリックな警官はあまり出てこない。

最後、風間がまた教場に戻ることになるので、続編間違いなし?と思われるが理由がややぱっとしない・・・。

シャンチー 象棋?

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シャン・チー

博多駅の映画館で視聴。入りは5-6割?

マーベルの新作であるが、これまでとだいぶ雰囲気が違う。アジア特に中国の色合い?が強いのは、中国市場を睨んでのマーケティング施策の一環か?

主人公は人の好さそうな青年であるが、やや地味。トニーレオン演じる親父さんとは対照的。テンリングスのギミックはなかなか劇的で効果も面白い。一方で、今回のストーリーの世界観にはどうもついていけないと言うか。(今までのマーベルの映画の世界観とやや毛色が違い違和感ありあり。)

全体的には楽しめるエンターテインメント。今後他のマーベル作品とどう絡んでいくか楽しみである。

アウシュヴィッツレポート

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アウシュヴィッツレポート

福岡のKBCシネマで視聴。映画の日ということもあって、ほぼ満席。ややコロナの影響も頭をかすめるものの、映画が始まってしまえば、コロナも意識の外に。

 

アウシュビッツからスロバキア人が脱走、その惨状を他に西側諸国に伝えていくための逃避行を描く。アウシュビッツ・ビルケナウの惨状の描き方も直截的で、やはり恐ろしい。その恐ろしさを乗り越えて、外部(赤十字社)に伝えようとするものの、その外部の人との温度差が印象的。実際、現代から見ればナチスによる強制収容所はまれにみる蛮行ということになるが、同時代的には実態が知られていない間には、ドイツと事を構えたくないが故の事なかれみたいなことはたくさんあったのでは?と思わされる。

 

エンドロールのところで、現代のポピュリスト政治家の音声を入れているところもなにか象徴的であり、印象の残る演出であった。

引用

著名な哲学者ジョージ・サンタヤーナの名言が引用されるイントロダクションは全ての観客の関心を引くはずだ。「過去を覚えていない人は、過去を繰り返す運命にある」。

 

他レビュー

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チンギス紀 十一 黙示

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チンギス紀伝 十一

水滸伝から綿々と連なるストーリーもいよいよモンゴルが金国に攻め入るところまで到達。書誌にはチンギス、梁山湖へとあるものの、ここの描写はかなり薄味。水滸伝から読んでいると、金国は言ってみれば、幻翁こと親父の故国。そこに攻め入ることにチンギスにとって感情の揺さぶりみたいなものがあるかというと特になし。

これからさらにモンゴルは強大になっていくのだろうが、国造りに対しての懊悩とかはあまり描かれておらず。個人(漢)を追うよりも、国の存亡を描くようなイメージになっていく??