週末のあったジャックルマロワ賞に挑戦したパスラットレオンは残念ながら7着どまり。タイキシャトルのようにはいかず。しかし、海外レースは観戦しても、馬券の購入にしても妙なわくわく感がある。未知の世界の強豪に会えるというのもあるだろう。正直、JRAは日本馬が参戦しなくとも、海外の有名レースの馬券は買えるようにしてもらうとより競馬ファンの裾野も広がるように思うが・・。
なお、今年は凱旋門賞も期待大?
福岡のKBCシネマで視聴。映画の日ということもあって、ほぼ満席。ややコロナの影響も頭をかすめるものの、映画が始まってしまえば、コロナも意識の外に。
アウシュビッツからスロバキア人が脱走、その惨状を他に西側諸国に伝えていくための逃避行を描く。アウシュビッツ・ビルケナウの惨状の描き方も直截的で、やはり恐ろしい。その恐ろしさを乗り越えて、外部(赤十字社)に伝えようとするものの、その外部の人との温度差が印象的。実際、現代から見ればナチスによる強制収容所はまれにみる蛮行ということになるが、同時代的には実態が知られていない間には、ドイツと事を構えたくないが故の事なかれみたいなことはたくさんあったのでは?と思わされる。
エンドロールのところで、現代のポピュリスト政治家の音声を入れているところもなにか象徴的であり、印象の残る演出であった。
引用
著名な哲学者ジョージ・サンタヤーナの名言が引用されるイントロダクションは全ての観客の関心を引くはずだ。「過去を覚えていない人は、過去を繰り返す運命にある」。
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