大阪 Journal

日々を徒然に記述

暴動の略奪品 ネット販売へ。@フランス

フランスで生活費高騰などを巡る抗議デモが暴動へと発展し、全国で深刻な被害が生じた。パリ、リヨン、マルセイユなどで高級ブランド店や薬局、家電量販店など3,000軒以上の店舗が略奪や破壊行為に遭い、2,500人以上が逮捕された。被害総額は数億ユーロに上ると試算されている。

この騒乱の直後から、盗まれたバッグや化粧品などの商品がVintedやeBayといったオンライン転売プラットフォームへ大量に流出する事態が発生した。フランス当局は各プラットフォームに盗品の削除と通報体制の強化を強く要請。運営各社は監視の強化や違反アカウントの永久停止、購入者への罰則周知などの対応を発表した。しかし、略奪の規模が極めて大きく、すべての出品を排除することは事実上困難であるとの専門家の指摘もある。

暴動は実体経済にも打撃を与えている。大手小売のカルフールでは約50店舗が被害を受け、警備や物流コストの増大、客足の減少などを理由に通期の業績目標を下方修正した。また、観光客の減少や事業再開の遅れなど、経済への広範な悪影響が懸念されている。

マクロン大統領が略奪者への厳罰を警告する一方、政府は被害を受けた企業に向けた無利子融資や緊急助成金、出勤できない従業員への給与補償といった財政支援策を打ち出した。さらなる抗議活動が予想される中、当局は大規模な治安対策を敷き警戒を強めている。

 

財政状況が良くないフランスにさらなる負担。もともとは学生のデモが発端のはずが、最終的にはかなり違う様相を呈したということ??