大阪 Journal

日々を徒然に記述

罪深き少年たち

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福岡KBCシネマで視聴。最後にはカタルシスの得られる展開でなかなか満足のできる映画であった。(若干勧善懲悪的?)

ある強盗殺人事件について地元の少年たちに無理やり罪を着せてしまい、その冤罪を20年後くらいにやっと雪がれるという筋立て。特に真犯人が悪い(悪いが正直計画性のない衝動的な犯行という形。また、殺人は殺人であるが、被害者がショックで亡くなってしまったという感じにされている。)が、それ以上に隠蔽に走った、刑事・検事がより悪辣という設定。ただ、最後のモノローグで、悪辣な検事・刑事も裁かれてないないと。実話がベースになっており、2000年代初頭にあったという設定。国家権力が本気になれば捏造なんて簡単に起きるだろうし、ほりえもんが検察に必要以上の権力を与える怖さを力説していたのと共通するようなイメージが沸く。