大阪 Journal

日々を徒然に記述

熊本一泊旅

福岡から西鉄とJRの在来線で熊本へ。3連休にどこにも行かないのも物足りないので、熊本へ。当初は阿蘇大観峰が狙いであったものの、天候もよくないので、市内観光のみ。帰りは高速バスで福岡へ戻る。

 

宿

www.wasuki.jp風呂の洗い場?が畳! エクステリアが和風で雰囲気良。

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畳風呂?

tabelog.com初日の夕食は熊本ラーメンのこちら。もやしラーメンとビールを食す。駅からすぐでアクセスも良好。スープが旨い。

観光は、最初に藤崎八幡宮へお参り。石清水八幡宮を勧請したというだけあって朱色の社殿が印象的。

藤崎八旛宮:熊本市の総鎮守と言われる藤崎八旛宮公式サイト

その後、改修工事中の熊本城へ。

castle.kumamoto-guide.jp

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通路のある熊本城

改修工事中ではあるものの、被災当初から考えるとだいぶ復興した印象。まだ石垣等が崩れているところもあり、地震の傷跡を見るところもあるが、むしろ良く持ち直しているという感じ。特に、特別見学用に設えたであろう通路が良くできていて快適に見学できた。通常通りに歩くよりも通路越しのほうが目線が高くなって熊本城を堪能できた。改修工事が終了しても通路はそのままでよいのでは??

tabelog.com昼食は上記のお店でひれかつを食す。肉厚のかつに満足。

悪の偶像

akuno-guzo.com


『悪の偶像』予告編

福岡のKBCシネマのレイトショーで視聴。2時間半近くの長さであるが、ほぼテンションが落ちずに最後まで目が離せないレベル。ただ、最後のほうはストーリーが追い切れず、腑に落ちないところも多々。なぜ、李舜臣銅像の首を落としたのか??などなど。こちらの映画でも延辺の朝鮮族の話が出てくる。韓国映画で北から来た人の話はあまり出てこないが延辺の人々の話はたびたび出てくる。それだけ微妙な話題なのだろうか?

 

椿井文書

www.amazon.co.jp偽書がいかに作られているかということを克明に綴った新書。偽書がいかに必要とされていたかという点を知ることができた(ある種その時代その時代の利権の裏付けのためととか)のが興味深く面白い。神社の由緒や地名をそれらしく設定し、また幻の神社の境内図をビジュアルで表現したりするとすっかりそれらしくなってしまう。一方でこの文書の作者もどこか偽書であることをばれるような痕跡を残すかのようにしているところもあるとのこと。

この偽書の主張の一部が実際に歴史を形作ってしまうところもあり(和邇の墓とか)、罪深いところもあるがそれも含めて人の営みからなる歴史というものなのかも。

三池炭鉱見学

www.miike-coalmines.jp

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三池炭鉱 三川

西鉄終点の大牟田には三池炭鉱在り。世界遺産登録もあり、一度行ってみようと思い、見学へ。肝心の世界遺産登録のところではなく、比較的行きやすかった三川坑へ。ビデオ+見学で1時間少々。施設は今にも潰れそうな感じであったが、全体的な保存状態はそこまでひどくはない。NPOのおじさん(おそらくOB)が解説してくれるが、労働組合の話が多かったのが印象的。(第二組合とか、労働争議とか) また、38年の爆発事故のスケールも炭鉱の危険さを物語ると強く感じた。